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11月の中旬に開催され、テニスの年間最終戦となる大会が「ATP ワールドツアー ファイナルズ」です。大会は2つのグループに分けての総当たり戦を行い、上位2名ずつが準決勝に進出し、そこから勝ち抜き戦となる方式を取っています。

現在はイギリスのロンドンで開催されているため、大会名に「バークレイズ」が付けられていますが、周期的に開催地を変更する流れを持っている大会なのでいずれ名前は変更されると思います。

この大会は男子シングルスのATPワールドツアーのランキング上位8名、ダブルス8組にのみしか出場権が与えられていないという、最も出場するのが難しい大会です。

ポイントもマスターズよりも高い1500が付けられており、グランドスラムに次ぐ大会という位置付けになっています。

そんな夢のような大会に我らが錦織選手が2014年に出場権を勝ち取るという、とてつもない偉業をなしとげているのです。これはアジア人男子初となる快挙であり、「日本人の最終戦出場なんて考えたことすらない」というテニスファンがほとんどだった日本テニス界の常識を打ち破ってくれた瞬間でもあります。錦織選手の功績は大きいです。

※ バークレイズ・ATP ワールドツアー ファイナルズ(年間最終戦)はグランドスラムに次ぐ規格である「ポイント1500」の大会です。

ATP ワールドツアー ファイナルズの詳細

  • 大会名称:バークレイズ・ATP ワールドツアー ファイナルズ(ATP World Tour Finals)
  • 開催国:イギリス(ロンドン)
  • サーフェス:ハード(屋内)
  • 開催期間:2014年は11月9日から開催
  • 賞金総額:約600万ドル

ATP ワールドツアー ファイナルズを放送しているところ

無料:なし

有料:GAORATennis.TV

過去のシングルス優勝選手

[2003年]
ロジャー・フェデラー

[2004年]
ロジャー・フェデラー

[2005年]
ダビド・ナルバンディアン

[2006年]
ロジャー・フェデラー

[2007年]
ロジャー・フェデラー

[2008年]
ノバク・ジョコビッチ

[2009年]
ニコライ・ダビデンコ

[2010年]
ロジャー・フェデラー

[2011年]
ロジャー・フェデラー

[2012年]
ノバク・ジョコビッチ

[2013年]
ノバク・ジョコビッチ