技は目で盗むものじゃい!
料理や職人さんの世界で新人が親方からよく言われる言葉の代表的とも言える言葉です。
これは良い面を持っている言葉だとは思いますが、全てにおいて良いのかどうかは分かりません。口で何も教わらずに眼だけで覚えることの効果や効率性などについての知識などは持ち合わせておりませんし、語るつもりもありませんので。ちょっとくらい口で教えてくれても良いんじゃないかな・・なんて管理人は思ってしまいますけど。テニスの世界はここまで厳しいのは聞いたことありませんので、良かったと言えるのかな?
ただ、少なからずテニスなどのスポーツの世界においても「目で見て技を盗む」というのは、とても大切なことだというのは多くの人が分かっていることだと思います。というか、かなり重要です。
しかしながら「見て得る」というのは少し才能が必要とされるトレーニング方法なのかも知れません。また、必要としている時にタイミングよく「見る」ことによって、ようやく得られるということも少なくないでしょう。なので誰もがすぐに上達できるトレーニング方法というわけではないのですが、自分で注視べきポイントを決めて何度も見ることで、多かれ少なかれ誰にでも得られるものはあるのではないか・・とも思っています。
まあ、要は上手な人のプレイを見ることで、自分がダメなところを認識出来たり、何かのヒントが得られる可能性があるということですね。本気で何かのスポーツをやっている方であれば、『見る』ということの重要性は体感していることと思います。
何か前置きが長くなってしまいましたが(苦笑)、こないだテニス情報を求めてネットを徘徊していたところ、「Tennis Biz」というサイトの中にトッププロの練習風景を集めたページがありました。錦織の動画もあります。
↓こちら
■ 動画コレクション 【Tennis Biz】
■ プロの練習 – 動画コレクション 【Tennis Biz】(男子選手の動画ばかりですが、このページにはシャラポワの練習風景もあります。女子は参考に)
個人的にはマレーのフォームが一番参考になるかなーと感じました。私とプレイスタイルが似ているということもあるのですが、フォームが他の人たちと比べて一般向けかなと思いましたので。
ぼーっと見るのも楽しいし良いのですが、「腕の振りはどうなってるのかな」「脚の使い方は?」「サーブの時の肘の位置は?」など、細かいテーマを決めて見ていくと、何か輝くような発見が出来るかも知れません。これについて保証などはできませんが・・。
ということで、上記の動画ページ、テニスに興味がある方であれば楽しく見れると思います。是非ぜひチェックしてみてください。
ちなみに、私もナダルやフェデラー、マレーたちの練習動画はよくみるのですが、このようなトッププロの練習風景では、日本人選手みたいに膝を落とすことはせず、いわゆる棒立ちに近い(ように見える)状態で打っているのが多くみられます。多分、膝への負担を無くすためなのかも知れませんが、こんな感じで練習するのが海外では基本なのかな~とか、日本人の筋力では真似できないのかな~とか、体の使い方が上手いからこんな打ち方でオーケーなのかな~とか、色々と発見できたり考えたりできるので、見るのは楽しいです。
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