WilsonのSTeam PROを購入したので、使いやすさとかスピンのかかり具合とか色々と書いてみた

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Wilson STeamPRO

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20年振りに新しいラケットを購入してしまった管理人のtakaです、こんにちは。

買ったのはWilsonのSTeam PRO(スティーム プロ)。そうです、錦織の歴代使用ラケットにも名を連ねているテニスラケットです。ついに買っちゃいました~♪

いやー、買うまでの一歩がなかなか踏み出せず、「誰か俺の背中を押してくれ!この優柔不断な俺の背を!!」という感じだったのですが、買ったら買ったで「何でもっと早く買わなかったんだろう、俺のバカ!」という気が出てくるのだから人間って面白いものです。

そんなこんなで、せっかくお金を出して購入したので、STeam PROを徹底的にレビューしてみようかなと思います。

この1ページに色々と情報をつめこんでいるので、文章的にはだいぶ長くなって読みにくいかも知れません。中だるみしそうだな・・という気がする場合、興味がある項目から読んでくれたら幸いでございます。最後まで読んでくれたあなたには「ありがとうございます!」という言葉を贈りたいです、いやホントに。

STeam PRO 目次

  1. 1月7日、ウチに来てくれた日
  2. やっぱりオーバーグリップテープ貼った方が良い
  3. そもそもSTeam PROのスペックとは?
  4. 何故私はこのラケットを選んだのか?4つの理由を挙げてみる
  5. STeam PROは通販(楽天市場)で購入した
  6. 実際に打ってみた感想。スピンのかかり具合など
  7. 終わりに

1月7日、ウチに来てくれた日

初めはラケット入り福袋に入っている「STeam95」が安くてお手頃で良いかな?と思っていたのですが、錦織好きの私としては「20年ぶりにラケットを買うのだから、錦織が使っていたモデルで良いんじゃないか?」という結論になり、急遽買うことが決まったWilsonのSTeam PRO。

結果としては、やっぱり欲しいものを買うのが一番だな・・と心から思えるほどの満足感を得ております。本当に買って良かった。

少し前置きが入りましたが、ここではSTeam PROが我が家に来てくれた時の様子を写真を並べています。

まずは到着時。こんな感じで来てくれました。

ウィルソン スティームプロ ウィルソン スティームプロ

おお、ラケットカバーが普通のとちょっと違う感じですね。チャックが付いている、あのいつものパターンではなく、なんかオシャレな感じです。

ただ、これって普通のラケットカバーと比べると、明らかに衝撃に弱そうな気がします。なるべく傷を付けないように大事に扱いたい場合は、ラケットバッグに入れて持ち歩く方が良いかも知れません。

そう考えると、普通のラケットカバーの方が良かったかな・・?

ウィルソン スティームプロ

ウィルソン スティームプロ

さて、お次はいよいよラケットを見てみましょう。

ウィルソン スティームプロ

ウィルソン スティームプロ

ウィルソン スティームプロ

・・カッコイイ。ちょっと派手さはあるものの、このデザインはけっこう好み。これを使ってテニスが出来るかと思うだけで、ちょっと心が浮足立ちます。

ちなみに、ガットは通販購入だと大体無料で張ってくれます。私が購入したところもガット+張り代が無料でした。

ウィルソン スティームプロ

あれ?このグリップは・・。表面は柔らかくて手に吸い付く感じ。すでにオーバーグリップテープが貼られているとみて良いのかな?STeam PROは仕様で初めから巻かれているのでしょうか?

うーむ、よくわからないな。いつもの茶色っぽいリプレースメントグリップテープ(元グリってやつ)なら分かりやすかったのに、これって普通にオーバーグリップテープに見えるなぁ。

・・どうしよう、このまま打っても良いのかな。とりあえず、壁打ちをちょっとやってみてから考えよう。

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やっぱりオーバーグリップテープ貼った方が良い

私の家の近くには良い壁打ち場があります。

ウィルソン スティームプロ

公的な壁打ち場ではありませんが、早朝などの人がいない時は結構壁打ちやってる人がいます。もちろん私もその一人です。

ラケットが届いた本日、運よく昼間なのに壁打ちやキャッチボールをしている人がいないので、壁打ちをやってみました。

新しいラケットの感触を確かめるのもつかの間、妙に握り具合がおかしい・・。ラケットが滑る。手の中にグッと固定しない感じがある。これまで使っていたG3に比べると、若干細い感じがする。

まさかと思い、色々とチェックしてみたところ、このグリップテープは剥がれないようになってるっぽい。ああ、やっぱりなぁ。これってリプレースメントグリップテープ(元グリ)じゃん!

いきなり元グリを汚してしまいました(泣)なんてこった。

30秒くらい悲しい気持ちになった後、気持ちを切り替えてオーバーグリップテープを貼りました。

ラケット購入時に付いていたグリップテープがあるので

ウィルソン スティームプロ

今回はこれを貼ってみました。

仕上がりはこんな感じに。

ウィルソン スティームプロ

うーん、黒は合わないかな。個人的にはSTeam PROには白のグリップテープが良さげです。次は白にします。

持ってみます。

ウィルソン スティームプロ

うん、これこれ、これぞG3のサイズですね。太さ的にピッタリになりました。

そもそもSTeam PROのスペックとは?

話の途中ではありますが、ここら辺で軽くSTeam PROのスペック解説でもしておこうと思います。

ウィルソン スティームプロ

  • フェイス面積: 95平方インチ
  • 重量: 309g
  • バランス: 325mm
  • レングス(長さ): 27.25inch
  • フレーム厚: 22mm
  • ストリングパターン: 16×20
  • グリップサイズ: G2・G3

ご存じ、錦織圭使用ラケットの一つ。彼曰く「このラケットは以前にも増してコントロールがあり、非常に使いやすいです」とのコメントも残しています。

中級者~上級者向けのラケットで、思いきり振り抜いてスピンをかけるというスタイルにピッタリというレビューが多いです。重量感がほどよくあり、男性のパワーヒッターには非常に使いやすいラケットとなる可能性がありますが、逆に非力な女性や子供には使いにくいと感じてしまうかも知れません。

また、全くの初心者には使いにくいでしょうが、上昇志向のある方であればこのラケットで初めから慣らしていくのも全然アリだと思います。

何故私はこのラケットを選んだのか?4つの理由を挙げてみる

高校卒業以来、一切ラケットを変えずに20年近く・・。

正直な話「どのラケットを使ってもそれほど変わらない。それならお金は使わない方が良い」と思っていたので、新しいラケットが出ても全く興味をそそられませんでした。

なのですが、このSTeam PROは何故か見逃せない魅力があり、本能的な欲求と思えるくらいの物欲が出てきてしまい、結局購入にまで至りました。

購入後も後悔などは全くしておらず、むしろここ数年で一番満足度の高い買い物だったと思ってます。

さて、恒例の前置きはここらへんにして・・

20年ぶりのラケット購入となった訳ですが、「何故このラケットを買ったのだろう」という自己分析をしてみると、購入に至った理由が4つあることが分かりました。

以下、1つずつ解説していきます。

【その.1 錦織が使っていたから】
まず理由の一つ目に来たのがこの理由でした。そうです、私は大の錦織ファンです。テニスに賭けた日本人の誰もがたどり着けなかった『世界TOP10入り』の夢を叶えてくれるかもしれない錦織は私の、いや、私たちの希望です。

そんな錦織が実際に使っていたのがSTeam PRO(使っていた期間は短いようですが)なので、興味を持たない訳がありません。

そんな訳で、見事にWilsonのマーケティングにハマってしまった私ではありますが、ここ数年色々なことに興味が薄れていた現状を変えてくれたことには素直に感謝しています。

【その.2 スピンがかかりやすいと聞いて】
高校時代から硬式を始めた私ですが、「フィフティーン ラブ」という漫画(知らない人多いだろうな・・)の影響で、フラットをこよなく愛するプレイスタイルとなってました。

が、10年以上のブランクがある最近の私には、フラットだとどうにもコントロール性能が悪い・・。しかも高校時代の癖なのかライジングで打つ癖が付いてしまっているため、アウトやネットがもの凄く多くなっている。

そして、最近強いのはナダルやジョコビッチといった「スピンを多用するプレイヤー」という現状もあり、ここらでちょっとスピンを取り入れたスタイルに変えてみよう!と思った訳ですね。

そんな時にちょうどSTeam PROの存在を知り、スピン性能がかなり良い感じだという話を聞き、さらも欲しくなったという訳です。

【その.3 本能的に「これ買いたい」と思ってきた】

  1. 錦織が使っている
  2. スピン性能が良い

この2つの理由を知っても、しばらく動くことはありませんでした。「どうせまた買わないだろうし、しばらくすれば興味が薄れて忘れるだろう」と思っていたので、気にしない方向でいくことにしたのです。

ですが、時が経っても全く忘れることが出来ないどころか、欲しい気持ちがどんどん高くなっていきます。もともと物欲は低い方の私が、ここまで欲しいと思えるモノは非常に珍しいです。

不思議なことに、心から欲しいと思ってしまったようです。そして、本能的に「これ買いたい!」と昔から思っているかのような錯覚までしてきます。

これ・・、買ったほうが良いのかな?もはや買うしかないのか?

【その.4 1万円台が決め手】
最後の理由としては、これほど有名な割にお値段がかなり安かったということ。発売開始から2年近く経っているからか、意外なほど安い価格だったのです。

当初は2~3万円くらいだと思っていたのですが、楽天市場などでは16,000~17,000円の間で売られています。ほほう、これは安い。この値段なら全然買っても良いと思えます。

しかも、私は楽天市場のヘビーユーザーで、各種買い物で貰ったポイントがなんと7,000ポイントも貯まってました。これなら全部のポイントを使えば1万円でラケットが買えてしまいます。

1万円で錦織が使っていたラケットが買える・・。

そう思った時、最後のハードルを越えてしまった気がします。そのまま購入のボタンを押し、1分後にはクレジットカードで決済を完了していました。

今思えば、これほど低価格で購入できるということを知ったことが、購入の最後の後押しになったと思います。

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以上の4つが、私はSTeam PROを購入するに至った理由です。

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STeam PROは通販(楽天市場)で購入した

4つの理由」のところでも挙げていますが、私は楽天市場の通販でSTeam PROを購入しました。

近所のテニスショップでも大型スポーツ店でもなく、テニス365でもAmazonでもYahoo!ショッピングでもなく、楽天で買いました。

それは楽天の所有ポイントが7,000もあったのが大きな理由です。私が買った時のSTeam PROは通販だと17,000円くらいしましたが、楽天ポイントを利用することで1万円で購入できるようになるという状況だったのです。

さらに、楽天を選んだのはもう一つの理由があります。それは売られているSTeam PROのグリップサイズがG2ばかりで、私に合うG3が他では見当たらなかったからです。

私が探した時は、G3を扱っていたのが楽天で1件、Yahoo!ショッピングで2件という少なさで、AmazonはG3は置いておらず、テニス365に至ってはSTeam PRO自体が置いてありませんでした。

となると当然楽天とYahoo!ショッピングの中から選ぶわけですが、前述のとおり楽天ポイントが7,000もあるという状況で、楽天を使わないという選択肢は私にはありませんでした。

結果、購入したのはテニスショップオーレという楽天内のショップです。(私が1本購入した後は売り切れとなってました)

現在は各ショップでどのような在庫状況になっているか分かりませんが、STeam PROを安く買いたいという方は、面倒ですが私のように各通販会社の各ショップをチェックしてみるのが良いと思います。

Amazonでウィルソンのテニスラケットをチェック
楽天でウィルソンのテニスラケットをチェック

分かっているとは思いますが、グリップサイズも目当てのサイズがあるかどうか、忘れずにチェックしておいてください。

グリップの基準は、女性はG2、男性はG3が一般的と言われています。ちみみに、男性である管理人の私はG3を使ってます。

※ ちなみに、家の近所のテニスショップや大型スポーツ店にはSTeam PROは置いてなかったため、実店舗で買うという選択肢はなかったです。それに取り寄せだとあまり安く売ってくれないような気がしますし、ネットで買う方が安いだろうなと思ったのも一つの理由です。

実際に打ってみた感想。スピンのかかり具合など

購入してから近所の葛飾区のテニスコートで友人と数回テニスをやり、STeam PROを使ってみました。ここでは使ってみた感想などを書いてみたいと思います。

ガットはミクロスーパー16、ポンドは55でのレビューとなります。

私の友人の中でけっこう上手い人がいます。周りからは上級者で通ってます。

その友人と一緒にSTeam PROを色々と試してみたのですが、二人とも最初のうちは、使いやすいのか使いにくいのか、よく分からない・・という感じが共通認識でした。

凄く良い球が行く時もあれば、振り抜きが足りない&少しでも変なフォーム(手打ち)で打つと全然飛ばなかったりするので、慣れるまでの初めがけっこう大変でしたね。

けどまあ、私も友人もそれなりにテニスをやってきていますので、10分程度で打ち方のコツなどの感覚を掴めるようになりました。

で、掴めるようになると、確かにスピンはかかりやすいかなと感じられます。私はもともとフラット系 → 今はスピンを少しずつかけるように練習中(そもそもスピンをかけることもSTeam PROを買った大きな理由)という身ですが、前のラケットよりは明らかにスピンがかかるようになりました。

一緒に打っている人からも「良い感じにライン際でボールが落ちるから、いつもはアウトのボールでもギリギリで入るようになったよ」という、これまでにない嬉しい意見も聞けるようになったのはSTeam PROのおかげと言えるでしょう。

ただ、STeam PROは前評判ではスピン性能がかなり高いということでしたが、私はまだそこまでの実感は掴めていません。スピン自体が慣れていない私の様な人には、スピン性能は実感しにくいのかも知れません。ですが、友人は普段はプリンスのO3を使っていますが、STeam PROもかなりスピンがかかりやすいとは言ってくれています。ちなみに友人はガリガリのスピンプレイヤーです。

ただ・・、けっこう強めに振り抜かないとスピンがかからないことが多々ありましたので、かなりがっつりテニスをしている人に向いているラケットかなと思いました。

それと、食いつきが良いというか、強めに打ってもアウトになりにくく、良い感じにコート内に入ってくれるようになりました。イコール「試合に強くなった」です。ミスも少なくなりましたし。

実はSTeam PROに代えてからというもの、いつも負けていた相手との試合でも負けなくなることが増えましたw しかもかなりの頻度で。前は4-6とかタイブレークとかで負けていた相手に、この間は6-2で勝ちました。

STeam PROを使うようになってからは、明らかにミスが減ったという実感があります。理由は先程も言っている通り、スピンが程よくかかっているのでコート内に入りやすくなったことと、食いつきが良いのでアウトが減り、コントロールが増したということが挙げられます。

あと、スライスがとても打ちやすいなと感じられました。私は試合中のバックハンドではスライスを多用しますが、今までよりも深くて切れのいいスライスが入るようになり、そのショットだけで相手がミスすることもあるくらいです。

ちなみに、ラケットに食いつく感じはボレーにも役立ってくれたようで、かなりコントロールが良くなって良い感じでした。こちらもミスが減り、ショット自体は鋭くなったように感じられます。

唯一、サーブだけはあまり変化を感じられませんでした。おかしいですね・・。もっとサーブ練習してみます。

終わりに

このページではSTeam PROに関する色々な情報を載せましたが、随分と長いページになってしまいました。読む人にとっては、ひょっとしたら読みづらかったかも知れません。それでもここまで読んでいただいた方に対しては、嬉しい気持ちが出てきます。素直に感謝したいです。ありがとうございました。

今回のSTeam PROのレビューは、ここで終わりたいと思います。また新たなラケットやバッグ、ガットなどを購入した際は、このようにレビューしていきたいと思います。

ただ、次は文字数に応じて数ページにまとめるかも知れません。読んでくれる人が読みやすい形を、色々と試してみたいと思ってます。

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