初心者には少し難しいかも知れませんが、テニスラケットを選ぶ際になかなか重要な位置付けになっているのが「フェイス面の大きさ」です。

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ガットが張られている部分がフェイス面です。ラケットによってその大きさは違っています。

市販のラケッのフェイス面は85~120平方インチくらいの大きさまでありますが、最近のラケットは90~110くらいの大きさが圧倒的に多いです。

そのフェイス面の特徴について、このページでは出来るだけ分かりやすく解説しています。興味がある方は見ていってください。

大きい面は飛びやすい

  • 大きい面の特徴はこんな感じです。
  • 反発力が高く、ボールの飛びが良い
  • コントロールが少し悪くなる
  • 打球感がぼやける
  • ラケットの空気抵抗が大きく、振り抜きが悪く感じる

どちらかというと、フェイス面が大きいラケットは初心者~中級者くらいの人に向いています。

より上を目指す場合、またはパワーショットを打てる場合は、小さい面のラケットで打つ方がいいと言えるでしょう。

小さい面はコントロール性能が良い

  • 小さい面の特徴はこんな感じです。
  • 反発力が少なく、ボールの飛びが弱い
  • コントロール性能が良い
  • 打球感がシャープ
  • ラケットの空気抵抗が少なく、振り抜きやすい

基本的に中級者以上の人は小さい面の方がいいと言われています。ただ、あまりにも非力な人は大きい面の方がいいとも言えます。

大きい面の方が打ちやすいという誤解

大きい面の方がラケットに当たりやすい=打ちやすいのでは?と思う人もいますが、ある程度テニスをやっているとほぼラケットのスイートスポット(ボールを打つのに最適の個所)で打てるようになるため、「当たるかどうか」で考えた場合はラケットの大きさはまるで関係なくなってしまいます。

それにスイートスポットを少し外して打つとまともにボールは返らなくなるため、多少の大きさの違いは全く関係なくなるのです。

つまり、大きい面は本当に初心者が空振りやフレームショットになるのを防ぐためには有効と言えるかも知れませんが、ちょっと慣れた人にとっては「当たるかどうか」の観点で考えると大きいラケットはまるで意味がなくなってしまっています。

また、フェイス面が100だったのを90にすると確かにスイートスポット自体は少し小さくなります。が、実際に打ってみるとそれを実感できないくらいの差でしかないため、実際にはほぼ関係ないと言えます。

フェイス面はそこまで気にしなくても良いけど、個人的には小さい面の方がお勧め

上記のように、ラケットのフェイス面の大きさが違うと、打球感やコントロールに影響がでてきます。

そのため、ラケット選びの際には気にした方が良いポイントとなるのですが、最近のラケットは性能が非常に良いため、10インチ程度のフェイス面の違いだとあまり変化は感じないかも知れません。

とはいえ、長く使っていくものなので少しでも最適な形を選びたいですし、自分の感覚では気付かなかった微妙な変化も出てくるため、フェイス面の違いも考慮してラケットを選んだ方が間違いないのは確かです。

個人的な意見としては、練習を重ねれば重ねるほどスイートスポットを外すことがなくなり、上達のためにコントロール性能や振り抜きやすさを求めるようになると思いますので、初心者のうちからでも小さいフェイス面で練習していっても全く問題ないと思います。

90~100平方インチくらいの間で選んでおけば、上達した後も困ることはなくなるでしょう。

ただし、かなり非力な人は大きいサイズ(105~110インチくらい)を選んだ方がいいでしょう。