テニスバッグにはいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。自分がどれほどテニスをやっているか、そして目的によって合うバッグは変わってきますので、購入を検討している方は各バッグの機能性を一通り見てからの方が良いかと思います。
このページではそんな各テニスバッグの特徴と、どんな方に合うかを解説しています。あくまで個人的な視点となりますが、参考にしていただけると嬉しいです。
目次
ラケットバッグ
ラケットがすっぽりと入るような形をしているのがラケットバッグ。3本入り、6本入り、9本入り、12本入りがあり、普段テニスコートでよく見かけるのは6本入りです。本格的にやっている人は9本入りを選ぶ傾向にあり、実際にこの2択で選んでいる人が多いと聞きます。
学生であれば、体操着や教科書、お弁当なども入れたい人が多いと思いますので、6本入り以上を選ぶと良いでしょう。9本入りはけっこう大きいので、もし邪魔になると感じるなら避けた方が無難だと思います。逆に邪魔にならないと感じるなら、9本入りはかなりお勧めです。
サークルやクラブ通いの初心者の場合、基本的に持っているラケットが少ない人が多いため、3本入りでも十分やっていけるでしょう。が、本気でテニスをやっていて、先々を考えているのであれば今の内から6本入り、または9本入りを購入してもいいと思います。
それと、ラケットバッグは両肩のショルダーが付いていて、リュック型にもなるモノが非常にお勧めです。というか、背負えないラケットバッグを持ち歩くのは結構大変なので、最近はたいていリュック型になっている感じがします。
学生、テニスサークル、都会に住んでいる人(電車や自転車で通っている)など、一般的なテニスプレイヤー全てにお勧めのバッグが「ラケットバッグ」です。プロも試合で普通に使っているものですので、これを選んでおけば間違いありません。
ツアーバッグ、トーナメントバッグ
ツアーで世界を駆け廻るプロ用のバッグとして使われるのが「ツアーバッグ」または「トーナメントバッグ」。最も多くのアイテムを入れられるバッグとして、プロはもちろん、本格的にテニスをしている方に愛用されているバッグです。
ラケットは数本入るし、着替えや水筒、ボール、さらに本(もちろん教科書も)まで入れられる、まさにキングオブテニスバッグ。キャリーが付いているモノも多いため、部活やサークル時だけでなく、合宿や大会、テニス旅行にも大いに活躍してくれるでしょう。これ1つあれば短期のお泊りなら問題ないと思います。
シューズポケットやサイドポケット、内ポケットが付いているモノが多く、小物の収納にも困りません。
ただし、かなりの大きさになってしまうため、学生の方、そして合宿・テニス旅行・地方大会への参加などをやらない方には向いていないかも知れません。
※ キャリー付きの方が便利だと思います。
バックパック
バックパック型のテニス用バッグもあります。
基本的にラケット1本、シューズ1足、そして着替えと水筒などは十分入りますが、逆にそれ以上はキツキツになってしまうため、本格的にテニスをやっている人が持つには物足りないバッグとなります。
ですが、週末プレイヤーやテニスクラブ通い、近所での壁打ち、そしてサラリーマンの会社帰りのテニス用としては非常に使い勝手が良いバッグと言えるでしょう。普通のバッグにも見えるので目立たず、特にサラリーマンの方にお勧めしたいバッグです。
ツアーバッグや、9本入りバッグなどの大型バッグだけを持っていると小回りが利きませんが、バックパックを持っているとラケット1本持って気軽に出かけることも出来ます。本格的にやっている人もバックパックを1つ持っておくことをお勧めします。
ワンショルダー
ワンショルダータイプのテニス用バッグ。ラケットは1、2本入るように作られています。
機能的にはバックパックの方が良いと思いますが、ワンショルダーの方が価格が安めなので、より手軽にテニスを楽しみたい方に向いています。
本格的にテニスをやろうという場合には向かないですが、ちょっと近所で壁打ちをやりに行ったり、公園でボレーボレーをしたい場合にはこのお手軽感が助かることでしょう。また、ワンショルダーが好きという方には、他には代えられない魅力を持っているバッグとなります。
トートバッグ
トート型のテニスバッグもあります。
シューズポケットが付いているのもあり、普通のトートバッグよりはテニス向きに作られていますが、収納性能はイマイチの域を出ません。ラケットを1本しか持たず、サークルやクラブで気軽にテニスを楽しみたいという方に向いています。
可愛いデザインが多くあり、特に女性が持つのに向いているバッグです。
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